フルスペル：Secure Socket Layer
読み方：エスエスエル

SSLとは

Netscape Communications社が開発したインターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルこと。

ネットショップ開業やオンラインショップ運営のショッピングカート(買い物かご)システム構築時に、なくてはならないもので、インターネットで使わるWWWやFTPなどのデータを暗号化して、プライバシーに関連する情報やクレジットカードの番号、企業内秘密情報などを安全に送受信することができる。

SSLは公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数などセキュリティ技術を組み合わせ、データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことが可能。

OSI参照モデルではセッション層(第5層)とトランスポート層(第4層)の境界で動作し、HTTPやFTPなどの上位のプロトコルを利用するアプリケーションソフトから意識することなく透過的に利用ができる。SSL 3.0をもとに改良したTLS 1.0がRFC 2246としてIETFで標準化している。